名古屋グランパスで初の“Jリーグ”ユニホーム製作
ビームスは7月20日から9月3日まで、名古屋の魅力を紹介するイベント「大名古屋展」を名古屋と新宿のビームス店舗で開催する。名古屋の企業や事業者と開発したアイテムなどを販売し、“ビームス的名古屋の巡り方”を提案するフリーペーパーも配布する。また、名古屋グランパス主催の「鯱の大祭典」と連動し、ビームスが初めて手掛けた“Jリーグ”のユニホームをお披露目する。
同社はこれまで、福島県や鳥取県などと協業した製品やイベントを通じて日本各地の魅力を発信している。今回は、古くは城下町として栄え、トヨタを筆頭に各種の産業が発達してさまざまな物作りの拠点となっている名古屋に着目。“名古屋めし”と称される味噌などを使用した名古屋独自の食文化も人気を集めており、地元企業などとタッグを組んで名古屋のモノやコトを紹介する。
アイテムは全7型。ビームスジャパンのロゴが入った貯金箱仕様の人形(2色、各4500円)や、東海地方のご当地調味料「献立いろいろ味噌」で知られる1772年創業の食品メーカー「イチビキ」とのコラボTシャツ(3500円)。さらにはシヤチハタと組み日本のスタンプ文化を海外に紹介すべく、英・中・韓国語など9カ国の苗字をそれぞれの言語で表現したスタンプ(各2700円)や、名古屋のシンボルとも言える名古屋城の金のシャチホコをオマージュした“まねき金鯱”(4500円)などをそろえる。
名古屋グランパスが主催する「鯱の大祭典」(7月20日〜8月30日)は名古屋市、豊田市、みよし市と連動し“スタジアムで街で、クラブと地域がひとつになる”祭り。ビームスが手掛けた名古屋グランパスのユニホームはデザイナーの水尾旅人がデザインしたもので、会期中の4日間選手が着用する。また記念ユニホームのレプリカを製作し、7月20日と8月24日の2試合の来場者全員に計6万枚配布予定だ。なお「大名古屋展」ではコラボアイテムとして、通常の名古屋グランパスのユニホームデザインをベースに“758(ナゴヤ)”をバックプリントしたTシャツ(4800円)を販売する。