日常を切り取る新鋭フォトグラファー
各業界で活躍するガールズをピックアップして、内面にぐぐっと迫るレギュラーページ。今月は、ブレイク間近の若きフォトグラファー松藤美里さんが愛犬と共に登場。カメラを始めたきっかけから、今のスタンスやファッションまで、彼女の今を大公開。
ジャケット¥8,900※一部店舗限定、プルオーバー¥6,900、スキニーデニム¥7,900(全てGap /ギャップフラッグシップ原宿)シャツ 本人私物
大好きなグレーで統一したモノトーンルックは、フェアアイル柄のトップスでテンションアップ。アクセントに、ヘアカラーと同じパープルのシャツをチョイス。
Q. フォトグラファーを目指したきっかけは?
A. 高校3年生の時、友達の紹介でアメリカ出身フォトグラファーのピーター・サザーランドやパトリック・ツァイに出会ったのがきっかけ。当時は、“写真=広告のヴィジュアルのようにキレイなもの”というイメージがあったけど、彼らがストリートで撮る日常的な写真に感動して始めました。
Q. ずばり、自分の写真とは
A.自然体。被写体のふとした表情やありのままを撮りたいので、泣いていてもシャッターを押します。その瞬間を見つけることはゲームみたいな感覚かも。
Q. カメラテクは誰から習ったの?
A. 特に習ってません。作り込むより、友達と遊んでいるなかでその瞬間を撮ることが多いです。枚数に制限のあるフィルムは1枚もムダにできないので、常に集中してます。
Q. 憧れのフォトグラファーは?
A. エド・テンプルトン。写真だけでなくスケート、絵、ブランドなど好きなことを何でもやっている、彼のスタンスが好き。ずっと奥さんの写真を撮り続けていて、身近な人を撮る点が私と似ている気がします。無理せずにできることを一生懸命やりたい!
Q. どんな写真を撮ってみたいですか?
A. 面白い写真を撮りたいので、いつかお騒がせセレブを撮ってみたいな(笑)。あとは、被写体がどんな人なのか、ストーリーを感じるような写真を撮れるようになりたい。
1991年生まれ。フィルムを使用した日常スナップをメインに撮影する新鋭のフリーフォトグラファー。PARCO シブカル祭でのメインヴィジュアルをチームで務めたり、ウェブマガジンAMで連載を持つなど、精力的に活動中。
- コンパクトカメラ
― 友達におすすめしてもらった京セラのTプルーフはかれこれ4年ほど愛用中。電源が入るまでの時間が他のカメラと比べて断然速いんです。 - フィルム
― 安くて一般的なコダック400をストックしてます。
3.アイデアブック
― 撮影のメモ書き、ラフ、展示会でいいなと思った写真の構図をスケッチしたりするノート。今使っているのは3冊目。